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てっぺんの街
陣頭指揮:いしいたける
イメージイラスト


『遠い昔、
ある大魔道師が星に憧れ、
強力な呪文により大地に呼びかけ噴火を起こし
天まで届く大地を作りました。

しかし天界の神は自分と同じ高さまで人間が達した事に恐れ
その大地を地球もろとも砕きました。

しかし大魔道師の作った強靭な大地は神の力を大いに削ぎ、
この世界は真っ二つに裂けるのみで
完全に壊れはしなかったのです。』

山の上の二つの街では、
そんな伝説が語り継がれている。


そして、当の大魔道師は、不思議な長生きをして、
今もどこかでのんびり、暮らし居るらしい。

ふたつに割れた世界について

この世界は地球規模で真っ二つに裂けている。
世界の裂け目からは強烈な風が吹き出しているため、空を飛んで反対側まで飛んでいくことは不可能。
橋を掛けようにも通常の技術力では掛けることが出来ない。

ふたつの街について

街の名前はそれぞれ「“日の街”メポシウス」「“月の街”ワーディア」という。
それぞれが別々の政治体制をもった別個の国となっている。

メポシウスとワーディアとの交通は、両方の街に掛かるおおきな橋「シディクレール」による。
「シディクレール」はふたつに裂けた大地の間を行き来できる唯一の場所であり、メポシウスとワーディアには世界各地から旅人や商人などが集まってくる。

ふたつの街の関係は交流が盛んなだけあって友好的である。

ふたつの街はどちらも、自国産出物以外はほとんど下界からの輸入に頼っている。
両国は同じ言語で話し同じ通貨「セル」を使っている。

日の街 メポシウス

魔法の街。魔法の研究と応用と魔法製品の製造が盛ん。
一方で機械技術に関してはワーディアからの技術輸入に頼っている。

宗教学問都市で、国王自身も魔法使い。
魔法使い養成の専門教育機関がある。
正規の教育ルートに乗れない人でも弟子入りや独学で魔法使いになったりもする。

月の街 ワーディア

機械の街。機械技術の研究と応用と機械製品の製造が盛ん。
一方で魔法技術に関してはメポシウスからの技術輸入に頼っている。

自由な商業都市で、市民から選挙によって選出された市長を中心に政治が行われている。
下界と山上、片方の大地ともう片方の大地とを繋ぐ通商拠点で、商品や人間の行き来が非常に盛ん。

魔法機械技術について

メポシウスとワーディアとの技術提携によって生まれるのが魔法機械。

その中でも有名且つ重要なのが、オリハルコンを動力源とした飛行船。飛行船は製造に手間とコストとがものすごく掛かるので、両国ともそれぞれ一機づつしか持っていない。

魔道ロボットというものもある。

山上と下界との行き来について

山上の街と下界とを繋ぐオフィシャルな交通手段は国営の飛行船。
下界の飛行場から出発して山上に着くまで片道2日かかる。よって便は一週間で一回往復するオフィシャルなものがあるのみである。
片道2日間も掛かってしまうのは、飛行場間の水平距離が結構あるのと、オリハルコン飛行船がそもそもそんなに速度が出るものではないためと、裂け目から吹き出す風によって気流が安定していないため速度を上げることが出来ないためと、山の高さが相当あるためとなどの理由による。

飛行中しばしば空のモンスターや空賊に襲われることがあるため、飛行船にはガード役の魔法使いや機械師、魔道機械師が雇われて乗り込んでいる。

非常に困難で時間も掛かる危険なルートではあるが、山を歩いて登る登山ルートで山上−下界間を移動することも出来る。やはりモンスターや賊が出るため出来ればそれの備えもしたい。
登山路でのボディガードで生計を立てるものもいる。

魔法について

魔法に関しては厳密な設定は無いので、各々適当に描いてしまってください。
ただし、「何でも出来る」ような、便利なだけのものとして描くのではなく、色々な制限のある、限定された、ある意味不便なものとして、自らブレーキを掛けながら魔法を使わせてください。魔法で出来ることがおおきく限定されているとか使用においてリスクが伴うとか準備や手間がものすごい掛かるとかですね。

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